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北海道の理科大ワンゲル部員の事故について。

家に帰ったら、母が結構心配してたからびっくりした。そりゃあ、理科大のワンゲル部であんな事故が起きたらね・・・。

連日ニュースでやっている北海道で亡くなったワンゲル部も夏合宿の縦走中だったそうだ。悪天候により行程が遅れ、そして、就寝中に鉄砲水によって部員が沢に流された。

うちのワンゲル部と違うのは沢沿いでテント泊したというところだ。

今回の私のワンゲル部も同様に天気にはまったく恵まれなかった。風速15m以上の風が、遮るもののない稜線上を吹き抜け。連日の雨で、小屋の水が止まったり、出発が遅れるなどの行程の変更もあった。そのため、一日の行程時間が予定より伸びた為、予定の行程を消化するためにかなり無理をした合宿であった。

しかし、宿泊地は全て小屋(無人の避難小屋もあったが)だった。一日目に予定したテント泊も、雨を考慮して小屋泊まりに変更した。理科大のワンゲル部と違うの条件はこの宿泊地ぐらいである。私もニュースを見たときゾッとした。

このニュースを見たときに、確かに自分も死んでてもおかしくなかったなと思えた。山においては死ぬのも生きるのも紙一重である。よく、地図もコンパスも持たずに遭難する人がいるが、このワンゲル部の場合は、しっかりと計画をたて、OBなどとも意見交換をして準備に臨んだらしい。如何に準備をしていても自然は簡単に人の命を奪ってしまう。

確かに今回のケースで言えば、天候を考慮すれば、沢沿いでのビバークは判断ミスだと言えるかもしれない。しかし、それは結果論である。同じような条件でも何にも起こらない可能性はある。現場でのそういった判断に「もしも」を言っていたらきりがない。

現に今回の合宿でも、二日目にいきなり豪雨によって出発を目合わせた時だ。このまま停滞して来た道を引き返すか、出発を遅らせてでも、行けるところまで行って予定の行程を消化させるか判断を迫られた場面があった。結果的には出発を5時間遅らせて、予定の少し手前の小屋まで進め、後日なんとか遅れを取り戻せた。

しかし、もし私たちのメンバーの誰かが事故にあってしまったら、きっとこの判断は間違いだったと言われるのだろう。

私たちが現場で下した判断は「とりあえず登ってみよう」だった。天気図を書いて、気象予報などを聞いたが、やはり登ってみなければどのような状況かはわからない。だから結果だけを見てそれを判断ミスだと責めるのは酷であろうと思う。今回のケースでは唯一部長が生き残ったそうだから、余計に感じる。


こう言ってはなんだが、事故が起きるか、起きないかは運任せである。交通事故と同じだ。

交通事故だって、確かに居眠り運転だとか飲酒運転だとか、色んな原因があるけど、別に殺そうと思って運転している人はいないだろう。

自然も人を殺そうとも、生かそうとも思っちゃいない。

理科大のワンゲル部員3名のご冥福をお祈りします。
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プロフィール

花ピタゴラス

Author:花ピタゴラス
某高専のワンゲル部員・・だった。先日ついに卒業しました。現在大学生。でも高専のワンゲル部が気になってしょうがない・・。旅と登山が大好き。そしてお供は「いろはす・みかん」。

小林泰三先生を尊敬しています。

2011年も日本ハムファイターズを応援しています。

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